秋の長安寺と仙石原ススキ原野の撮影ツアー

平成24年10月28日、秋の長安寺と仙石原ススキ原野の撮影ツアーを行いました。
長安寺500羅漢のお地蔵さんをそれぞれの感性で撮影しました。小雨は降っておりましたが、仙石原ススキ道では傘の花が開き、天候を活かした撮影ができたのではないでしょうか。

ウィリアム・テルのように
小道具として持参した姫リンゴを前景に置いて敢えてボケさせ、弓を射る羅漢にピントを合わせ,羅漢の弓を射る顔の精悍さを強調した一枚で観る人にウィリアム・テルを連想させる作品とした。
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ボクも食べたいなあ
こちらは愛嬌のある羅漢さんの表情を活かすために、手前の羅漢さんの升の上にリンゴを置き口に指をくわえた表情で「ボクも食べたいなあ」と言っているのを連想させる作品とした。

羅漢２点の作品は観る人にストーリー性を「連想」をしてもらう作品作りで、作者の撮影意図に「共感」して頂けたら良いなと思い撮影した作品です。
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傘の花開く
雨が降ったり止んだりの日でしたが、上から降りてきた子連れの家族にモデル選定し雨が降り始めて横に広がった瞬間に傘が３角形の構図を形成し仙石原のススキ撮影のイメージに近いものとなった。また直線的な道に対し左上方の脇道にそれた場所に傘が開いており構図として救われている作品です。